Vol.11『うがい』って大事!
秋も深まり本格的に寒くなる時期を迎えますね。
この時期は体調を崩す方が多くなります。特に風邪がとてもはやってきます。
風邪は、ウィルスや細菌が感染しておこります。風邪の予防といえば「うがい」や「手洗い」が基本となります。帰宅時や食事前には口に水分を含んでブクブク→吐き出す→上を向いてガラガラ→吐き出す→上を向いてガラガラの順でうがいをしましょう。
~うがいの役割~
口の中の唾液などの分泌液には殺菌成分が含まれており、口は空気中の細菌やウイルスなどに対する防御機能として働いています。うがいを行ない口の中を刺激すると、粘液の分泌や血行が盛んになり、防御機能が働きやすくなります。また、口の中や喉を洗い、細菌やちり・ホコリなどを粘液と一緒に取り除いてくれます。
正しい「うがい」の方法
(1)まずは手洗い
(2)少し強めに、「ぶくぶく」とゆすいで吐き出す。
(3)口に水分を含んで、上を向き喉の奥で「ガラガラ」とうがいをする。2回繰り返す。
手の上手な洗い方については「いずみVol.9 2014新緑号」に掲載しています。
そちらも参考にしてみてくださいね!
感染管理認定看護師 中村 千春
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