Vol.41 上手なストレスとの付き合い方
ストレスを受けた時に起こりやすい私たちの反応は身体面、心理面、行動面の3 つに現れるといわれます。
ストレス反応
身体面:肩こり、不眠、過呼吸、動悸、食欲が出ない、頭痛 など
心理面:怒り、不安、憂うつ、緊張、やる気が出ない、自信喪失 など
行動面:やけ食い、やけ酒、ひきこもり、遅刻やミスの増加 など
まずは、これらの反応から自分のストレス状態を理解しましょう。また、みなさんはストレスに対して、どのように対処していますか。ストレスへの対処は、主に問題焦点型、情動焦点型の2 つに分かれます。
問題焦点型
自分の努力あるいは周囲の協力を得て、問題解決を目指す方法
- どうしたら良いのか考える
- 計画を立てる
- 情報収集
- 協力を頼む など
きっちり解決するので、周囲からの信頼も厚いです。しかし、解決できないときは、さらに大きなストレスになる可能性があります。
情動焦点型
趣味や感情の発散などで、ストレス解消をめざす方法。
- 誰かに話を聞いてもらう
- 気分転換
- 買い物をする
- のんびりする など
解決できない問題には有用ですが、ほとんどは根本的な解決にはなりません。気持ちが楽になってから解決に動くとおすすめです。
それぞれ特徴があるので、直面した問題に対して上手に使い分けたり、2 つを組み合わせたりすることが大切です。自分に合った方法で、のびのびとした日常生活を送りましょう。