Vol.49 梅雨の不調「梅雨だる」と健康管理
本格的な梅雨シーズン到来ですね。みなさん体調はいかがでしょうか?
ある調査によりますと、女性の6 割の方が梅雨の時期に不調を抱えていて、入梅から梅雨までの約2 カ月間ずっと「梅雨だる」(梅雨不調)を感じつづけている方は3 割もいることがわかりました。
梅雨時期に感じる症状としては、だるさ、肩こり、冷え、疲労などがあげられます。
では、私たちはなぜ「梅雨だる」を発症するのでしょうか?
「梅雨だる」のメカニズム
梅雨の時期は低気圧配置が多く、体の副交感神経が優位になり、体がお休みモードなってしまうため、多くの人が「だるい」「やる気が出ない」といった症状を感じやすくなります。
その結果、私たちの活動量は普段よりずっと減ってしまうので、「血のめぐり」が悪くなりがちです。全身の血のめぐりが悪くなると、肩こりや冷えなどの症状が発症するのです。
「梅雨だる」を解消するために効果的な方法
運動不足や、同じ姿勢でパソコンワークを続けていると首の筋肉を緊張させ、固くなった筋肉が血管を圧迫し血のめぐりが悪くなり肩こりや冷えの原因になります。
意識して、こまめに肩甲骨を動かすように腕を回したり、ストレッチを行うようにすると、血のめぐりがよくなり症状が和らぎます。
また、体をこまめに温め血のめぐりを良くすることも大切です。
体には、「温めポイント」がいくつかあり、肩、首、腰回り、ふともも、二の腕の裏側、膝の裏側など、大きな筋肉や血管が密集している部位を温めると体全体を効率的に温めることができます。
ホットタオルや、市販の温熱シートでじんわりと温めましょう。
毎日のちょっとしたケアで、梅雨シーズンを快適に乗り切りたいものですね♪
【引用: 特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 健康管理能力検討ホームページ】
この記事は2024年6月現在の内容です