Vol.22 マダニによる感染症に注意!!
山や草むらなどでの野外活動の際は、マダニに注意しましょう。
野山に消息するマダニに咬まれることで重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎、日本紅斑熱、つつが虫病、ライム病などに感染することがあります。
マダニに咬まれないためのポイント
- 肌の露出を少なくする
- 長袖、長ズボン、登山用スパッツなどを着用する
- 足を完全に覆う靴を履く
- 明るい色の服を着る(マダニを目視で確認しやすくするため)
- 野外活動後は入浴し、マダニに咬まれていないかを確認しましょう。
- 特にわきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)などがポイントです。
草むらでは十分に対策しよう!
マダニに咬まれたときの対処法
- 無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科など)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらいましょう。
- マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けてください。
受診時に医師に伝えること
(1)野外活動の日付
(2)場所
(3)発症前の行動
厚生労働省ダニ対策リーフレットより引用