Vol.21 年をとると腰が曲がってしまうのはなぜ?
高齢者の中には、腰が曲がってしまって杖をついて歩く方も少なくありません。
そういった高齢者の多くは「脊椎の圧迫骨折」により、背骨が潰れて腰が曲がってしまっています。
圧迫骨折は、重いものを持ち上げるなどちょっとした衝撃でも起こることがあります。
脊椎の圧迫骨折の主な原因は、骨粗しょう症です。骨粗しょう症とは「骨の強度が減少して骨折しやすい状態になる」病気です。骨の強度は、骨密度と骨質が影響しており、骨粗しょう症になると骨は乾いたスポンジのようにスカスカのもろい状態になってしまいます。
<骨粗しょう症を予防するためには>
● 適度な運動
● 小魚や乳製品、大豆製品をたくさんとる
● 日光浴
● 定期的に骨密度をはかり、必要に応じた治療を受ける
当院では骨密度測定装置を導入しております。ご不明な点はスタッフにお尋ねください。