リハビリテーション室
リハビリテーション室は平成7年に理学療法士1名・リハビリクラーク1名でスタートしました。
現在は、理学療法士13名、作業療法士5名、言語聴覚士2名、視能訓練士1名、リハビリクラーク1名のスタッフが、各チームに分かれて各疾患に応じた専門的なリハビリテーションを提供しています。
呼吸器チーム
呼吸器リハビリでは、呼吸器内科医・看護師・PT・OT・ST・MSWで定期的なカンファレンスを行い、リスク管理を行いながら入院早期より介入を行っています。また、STでは必要に応じて嚥下内視鏡検査を行い肺炎の再発予防や食事支援に務めています。
運動器チーム
運動器認定理学療法士のスタッフを中心として骨折、変形性関節症、脊椎疾患、スポーツ外傷の方に対し個別性のあるリハビリテーションを行います。作業療法士は日常生活動作・生活関連動作の獲得や、手の外科に対するスプリント作成やハンドセラピーで『使える手』を目指し、自宅復帰・職業復帰へのサポートをいたします。
消化器チーム
チーム全員が『がんのリハビリテーション研修』を終了しており、身体的苦痛、精神的苦痛に寄り添いながら基本動作・日常生活動作の維持改善のためリハビリ医療を提供しています。また、がん以外の消化器系の病変による身体的能力の維持改善をめざし食事の状況を考慮したリハビリテーションを行っています。
訪問リハビリチーム
経験豊富なリハビリスタッフがご自宅に訪問し、住み慣れた自宅で『できない』を『できる』に変えるために立つ、歩くなどの身体機能の改善やトイレ、お風呂等の日常生活動作の改善に向けたリハビリテーションを行います。
視能訓練士
視能訓練士の二つの仕事に分かれます。
一つ目は、眼科医が病気を正確に診断・治療するために基礎となる検査、具体的には視力・視野・眼圧・眼球運動の検査を行います。
二つ目は、小児の弱視などに対し機能回復練習を行います。
当院では、一つ目の仕事が多く行われています。
患者さんの視機能を守るため、治療が適切に行えるよう日々研鑽し業務に臨んでいます。
リハビリテーション施設基準(対象疾患)
運動器リハビリテーション料1
対象疾患:交通外傷、スポーツ外傷、骨折、変形性関節症など
呼吸器リハビリテーション料1
対象疾患:肺炎、COPD、間質性肺炎など
脳血管疾患等リハビリテーション料1
対象疾患:脳梗塞、脳出血など
廃用症候群リハビリテーション料1
対象:外科手術後の廃用症候群など
がん患者リハビリテーション料
摂食機能療法料
在宅患者訪問リハビリテーション指導管理料
主な治療機器関係
干渉波、中周波、低周波、レーザー治療器、マイクロ治療器、頚椎牽引、腰椎牽引、ホットパック、渦流浴、
エルゴメーター、ES-530、US-750、バイオデックスシステム など
取得認定
保険医療学修士 1名
認定理学療法士 4名
認定作業療法士 1名
登録理学療法士 5名
公認心理師 1名
3学会合同呼吸療法認定士 4名
LSVT®BIC 1名
心不全療養指導士 2名
急性期ケア専門士 1名
TAカウンセラー 1名
NLPプラクティショナー 1名
マスターヒプノテイスト 1名
メディカルアロマインストラクター 1名
臨床実習指導者講習修了者 4名
がんのリハビリテーション研修会修了者 7名
Semmes Weinstein monofilament test講習会 修了者 1名
意思疎通支援者指導者養成研修修了者 1名
ストレスチェック実施者養成研修修了者 1名
【外来受付時間】
月曜日~金曜日 8時15分~11時00分まで (診療開始時刻 8時30分)