日本医療機能評価機構認定病院地方独立行政法人筑後市立病院

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肥満症治療薬外来

肥満症治療の基本は食事療法と運動療法にあり、これらは薬物治療を受ける際も並行して継続する必要があります。当院管理栄養士と理学療法士が個々の生活スタイルに合うような治療法を提案させて頂きます。当外来では、これらの基本治療に加え、セマグルチド製剤(ウゴービ®皮下注)を用いることでさらに効果的な減量を目指した診療ができます。

 

セマグルチド製剤(ウゴービ®皮下注)の治療は下記の条件を満たした患者さんに限ります。


ウゴービに関するご案内

このページは当院に患者さんをご紹介いただく医療機関関係者を対象としています。

当院では、肥満症に対して適応となったセマグルチド製剤(ウゴービ®皮下注)を用いた肥満症診療を開始しました。ウゴービ治療にはさまざまな条件がありますので、ご紹介の際は以下をご参照ください。


 ウゴービ開始条件 *ウゴービ治療の対象の方かご確認ください

ウゴービを使用する対象患者 は下記の条件を満たす必要があります。


ウゴービ開始までに、診療や栄養指導、運動療法を6カ月間(2カ月に1回)当院で継続する必要があります。

ウゴービ開始後も2カ月に1回以上の栄養指導が必要です。

ウゴービの投与期間は最大で68週間となります。

対象患者のチェック表

対象患者のチェック表



治療の流れ

治療プログラムの流れは下記のとおりです。


処方を予定する 6カ月以上前

  • 食事運動療法の治療計画を作成し2カ月間に1回以上の頻度で栄養相談と自己記録管理します。

初回処方時~

  • ウゴービ®(セマグルチド)を用いた治療の計画を作成します。
  • 2カ月に1回以上の頻度で栄養相談を受け、食事・運動療法について管理を行います。
  • 初回投与から3~4カ月は毎月体重、血糖、血圧、脂質など確認します。
  • 減量効果が認められた場合、その後も2~3カ月に1回以上体重、血糖、血圧、脂質など確認します。
  • 効果が不十分と判断した場合には中止も検討することがあります。

68週間(約16カ月) 投与終了

  • 投与を中止し食事療法、運動療法のみによる管理とします。
  • 本剤中止後に一定期間状態を確認し、肥満に関連する健康障害の増悪が認められた場合には、必要性を検討し必要かつ条件を満たす場合は、投与再開することもあります。

 治療プログラムの流れ




紹介の際の注意事項

保険診療でのウゴービ処方は最適使用推進ガイドライン対策施設のみとなります。

当院で診療の上、ウゴービの適応について改めて判断する可能性があります。

厚生労働省の「最適使用推進ガイドライン」に沿って、ウゴービの使用前に当院で半年間の栄養指導を受けていただく必要があります。

胎児、乳児への影響が考えられるため、妊娠中、授乳中の方は使用できません。

※治療の流れを先生方からも患者さんにあらかじめお伝えいただけると幸いです。


ご予約方法(かかりつけ医の先生へ)

ご紹介の際に「ウゴービ皮下注の処方が可能な患者要件シート」 と紹介状をご準備頂きご紹介ください。

受診の際は担当医師不在の場合もございますので、来院日をご連絡いただけると幸いです。

患者要件シートの写真

「ウゴービ皮下注の処方が可能な患者要件シート」 


 *当日準備いただくもの(保険証、お薬手帳、紹介状、ウゴービ皮下注の処方が可能な患者要件シート)

当院では、初診ならびにご紹介患者さんの診察につきましては、予約制を採用しておりません。
そのため診察までにお時間を頂く可能性がございます。ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

詳しい情報は下記サイトをご確認ください。

関連する外部サイトのリンクを掲載しております。


注射剤の取り扱いについて (ウゴービ®皮下注をお使いの皆さま)

   

肥満症を知る(ノボ ノルディスク ファーマ株式会社)

 


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