メニュー

外来担当医表

健康診断を受けましょう!

医事情報課


 定期健診の主な目的は、病気の早期発見・早期治療です。最近では、生活習慣病を未然に防ぐ予防的な役割も重要視されています。現在異常がなくても、将来どのような病気にかかる危険性があるかを予測し、食事や運動などの生活習慣を変えることによって、様々な病気を予防することができます。


健診メニュー


検査項目と料金
検査項目 検査内容 A B C
一般診察・計測 身長・体重・BMI・腹囲・視力・問診・診察
耳鼻科系 聴力検査(オージオ)
呼吸器系 胸部X線(直接撮影) 
血液(貧血) 赤血球・白血球・血小板・血色素・ヘマトクリット値 ×
血液(生化学) GOT・GPT・γ-GTP・HDLコレステロール・
LDLコレステロール・中性脂肪・空腹時血糖・HbA1c
×
尿検査 蛋白・糖・ウロビリノーゲン・比重・PH
循環器系 心電図(安静時) × ×
金  額(税込)

8,250

9,570円 11,000円

(A)労働安全衛生法(44 条)による34 歳以下及び36 ~ 39 歳までの法定健診に該当します。
(B)労働安全衛生法(44 条)による35 歳及び40 歳以上の方の法定健診に該当します。
(C)雇入時などに必要な検査を定めた労働安全衛生法(43 条)に該当します。
〈協会けんぽ (全国健康保険協会) 生活習慣病予防健診について〉
35 歳以上の協会けんぽの加入者を対象とし、年度内に1 回に限り費用の一部を協会けんぽが補助する健康
診断です。自己負担額は7,169 円です。

主な健診項目

健診項目の説明
問診票 生活習慣や既往症などの情報を収集する。
身体測定 身長、体重等を測定する。
血圧測定 最高血圧と最低血圧を測定し、血圧の状態を調べる。
心電図検査 不整脈や虚血など心臓の異常がないか調べる。
胸部エックス線検査 心臓や肺に異常がないか調べる。
血液検査

採血により、肝臓や腎臓の異常、血液の病気、糖尿病や動脈硬化

などがないか調べる。

尿検査 尿中の血液や糖、たんぱくの有無を調べ、糖尿病や尿路系の病気がないか調べる。
医師との面談 問診票と検査結果をもとに、発見された病気の治療方針の決定、今後どのように
生活習慣を改善していけば病気を未然に防ぐことができるか、などの説明を受ける。
胃部エックス線検査 食道・胃・十二指腸の潰瘍やがんなどを見つけることができる。
(協会けんぽ健診またはオプションで追加可能)
大腸検査 検便により、大腸のポリープやがんを見つけることができる。
(協会けんぽ健診またはオプションで追加可能)

結果通知表について

結果通知表の説明
A(異常なし) 検査結果が正常範囲内だったことを表しますので、特に心配する必要は
ありません。
B(軽度異常)
C(経過観察)
正常範囲ではないが、すぐに治療を必要とする状態ではありません。
緊急性はない状態です。生活習慣などの改善を心がけることで、正常範囲内
に戻すことや、悪化を防いでいきましょう。
D1(要治療) すでに治療が必要な異常値が見つかったという状態です。すぐに専門医
を受診して、的確な診断を受け、最適な治療についてしっかり相談して
ください。
D2(要精密検査) 検査数値に異常があり病気が疑われる状態です。必要に応じた適切な治療
へと繋げるために精密検査を受けて原因の有無を確認してください。
E(治療中) すでに治療を開始している状態です。

健診中の写真D1(要治療)、D2(要精密検査)の結果が出たときは、「病気が見つかるのが怖いから」と受診を先延ばしにせず専門医を受診しましょう。受診を先延ばしにするメリットは全くありません。
治療は早ければ早いほど、患者さんの肉体的・精神的・経済的負担は軽くなります。そもそも、要治療・要精密検査になったからといって、必ずしも病気であるとは限りません。検査日にたまたま異常値を示したということも珍しくありません。まずは、ご自身の身体の状態をしっかりと知っていただくためにも早期に専門医を受診しましょう。


定期的に受け、予防対策をとりましょう

 データ結果を蓄積し、自分自身の身体の状態を把握しておくことで、異常があった時にすぐに対応できます。データ結果の推移をみることで、将来かかる可能性の高い病気を予測でき、予防対策を取ることができます。

検査結果に一喜一憂しないで

 検査結果を見ている人のイラストある検査項目の結果が基準値の範囲外だからといって、一概に病気だとは言えません。逆に範囲内でも、全く問題がないとも言い切れません。
一喜一憂せず、自分自身の身体の状態を常に観察しましょう。

「健診」と「検診」の違いって?

 「けんしん」には「健診」と「検診」がありますが、その違いをご存じですか?

 「健診」は受診者の健康状態を確認することです。潜んでいる病気を完全に特定することは難しいですが、体のどこかに異常があればある程度絞り込むことができ、早期発見の手掛かりとして重要な役割を担っています。
 一方、「検診」はある特定の病気を発見するために行う検査のことです。例えば大腸がん検診は大腸がんを、婦人科検診は婦人科特有の病気をピンポイントで見つけることができます。
 「健診」と「検診」は役割が異なります。

前回のいずみvol.41(2022 新緑号)には、脳梗塞・心筋梗塞発症リスク検査の『LOX-いndex®』について、特集記事を載せていますので是非ご覧ください。

予約に関するお問い合わせ

電話、または病院1 階の総合受付にてお申し込みください。
TEL:0942-53-7511 筑後市立病院(医事情報課 健診担当)

受付時間

月~金曜日 8 時15 分~ 17 時00 分
土曜日   8 時15 分~ 12 時15 分
※日曜、祭日、第3 土曜日、8/15、年末年始(12/30~1/3)はお休みです。

実施曜日

月~金曜日の午前中のみとなっております。
※健診内容によっては曜日が限定される場合があります。
 ご予約時に、実施内容をお伺いし、対応可能な日程および受付時間をご案内いた
 します。なお、予告なく変更又は休診になることもございます。

 ご予約をいただきましたら、必要に応じて、採便容器や問診表を予めご自宅や職場宛に郵送いたします。お早めにお申込みください。
 また、10月まで筑後市住民健診を行っています。例年10月は予約定員を超える申し込みがありますので、ご予約はお早めに!!

このページのトップへ

地方独立行政法人 筑後市立病院

〒833-0041 福岡県筑後市大字和泉917-1

TEL 0942-53-7511

© 2016筑後市立病院. All Right Reserved.